キアゲハが羽化した。
なんとも摩訶不思議。
サナギになってからどれくらい経過したのだろう。1ヶ月はゆうに超えているはず。
アゲハの幼虫はサナギになってから12日くらいで羽化する。それ以降を過ぎても羽化しない場合はミイラ化して死んでいることがほとんど。
なので、、、人間に例えるならば、登山に出かけた人が行方不明になって警察の捜索活動も打ち切られて、残念ながら故人になってしまった、、、と思っていたところに、ひょっこり本人が山から自力で下山してきた、、、ってな感じだ。
うおー、マジかーって感じ。
そして考え改めること。
このキアゲハは人参のピールを食べて育ったはずなので、にんじんピールでも羽化できることを証明してくれた。ただ、他の子達はまだ羽化していない事実を考慮すると必ずしもにんじんピールが良いというわけではなさそう。
もしかしたらこの奇跡の生還を果たしたキアゲハも実は一度仮死状態になっていたかもしれないし。
こちらは残念ながら死んでしまったキアゲハ幼虫
ベランダのパセリにひょっこり現れたキアゲハ幼虫。そのまま蛹化したまではよかったが、、、サナギになりきれず力尽きて死んでしまった。
この時期って、台風やら酷暑だったりで幼虫達にとっても過酷な環境だったのだと思う。今思えば、真夏になる前のほうがトラブルはなかったと思う。台風や酷暑など、自然環境は人間と同じく虫達にとっても影響が大きいみたい。