アゲハチョウのアオムシがサナギになる。
これは比較的簡単に見ることができる。
と、問題はここからだ。
サナギになって待つこと数日。
あれ?
なんか白い幼虫が出てきたぞ、なんだこりゃ。
で、いろいろ調べてみると、寄生虫という文字が…。え?寄生されるの?
もっと調べてみると、アゲハチョウの幼虫に限らず、昆虫に寄生して生きる虫がわんさかいると…知らなかった。
◆寄生されたサナギ
◆寄生されたサナギと寄生虫
寄生虫はヤドリバエというハエの幼虫。
この後にサナギになり、ハエになるらしいが見届ける勇気はない。。。残念ながら草むらへサヨナラしました。
◆参考として、
・緑色の最終齢のアオムシが下痢をしたらサナギになる場所を探しに歩き回る
・気に入ったところで、動かなくなりサナギになる準備をする。だいたい2日間でサナギになる。
・サナギになって数時間くらい経過して、身体に黒い斑点がある場合は寄生されている。この時点でサナギは死に向かっている。
・寄生されている場合、サナギになって2日間くらいするとサナギは動かなくなり、それから2日後、つまりサナギになってから4日間くらい経過するとサナギは変色し、寄生虫がサナギから這い出てくる。この時のサナギの身体の中は完全に空っぽ。
・サナギが羽化する場合はサナギになってから12日後くらい。羽化直前でようやくサナギが変色、中身が透けてくるくらいなので、サナギになって1週間以内に変色するのは明らかに異常な状態。
◆寄生虫の処置
サナギになって寄生虫がいると判定できた場合、身体から寄生虫を取り出すことでサナギを延命できる。ただし、部位により羽化しないこともあり、完全な処置ではない。
処置については別途。