アメグラ2号のブログ

1980年代後半の古き良きビデオゲームのほか、オッサンの個人的備忘録

ラブパトシャッフル

ラブラブ、ラブラブ〜♪

f:id:game-allergy:20210317082045p:image

ラブパトリーナ!

 

とうとう我が家にも来てしまった玩具界の闇が…。



◆ラブパトシャッフルDX

f:id:game-allergy:20210316210858p:image

 

f:id:game-allergy:20210316210909p:image

 

ハッピーセット

ことの始まりはマクドナルドハッピーセット。子供は好きだよね〜。パンケーキとオモチャなんて素晴らしいセットに欲しがらない子供はいるのだろうか?

これまでに、恐竜、絵本、図鑑、お猿のジョージ、リカちゃん…あ〜たくさんあったなぁ。

 

f:id:game-allergy:20210317081628j:image

ハッピーセットに入っていたのは、カスタネットになるモノだった。

 

YouTubeで第1話

同梱されていた紙のQRコードを読み込んだら映像が流れてきた。なんやらYouTubeにあるみたいだから、テレビでYouTubeにアクセスしてみたら第1話がアップされていた。

これを観た時の娘の反応は凄かった。

テレビの前で固まって動かない…じーっと観てる。どうやら娘にとってはかなり衝撃的なものだったようで…これをきっかけにゲキハマりしてしまった。

 

磯山さやかの米だわら、笑えたな。

 

◆そもそも幼稚園で流行ってた?

そもそも幼稚園でラブパトリーナを知っているおませなコがいたようで、そのことがハマるきっかけだったみたい。お友達と○○ゴッコしよ〜という流れは子供達の間ではテッパンだ。

 

ハッピーセットおかわり

そうなると他のアイテムも欲しくなる。

2日連続でハッピーセットは困るので間を開けて…って結局は買ってしまったが。

2つ目は欲しかったラブパトシャッフル!

おお〜良い引きをしてるな。

 

◆テレビ放送

それじゃぁ、テレビ本放送を見てみようかと。

今時はビデオ録画もできるから何度でも観れる。よくできてるよねーこの番組。

いたるところでアイテムが出て来る。

アイテムを宣伝する物語なんじゃないかと錯覚してしまうくらい。

 

◆ラブパトシャッフルが違う

ハッピーセットで手に入れたラブパトシャッフル、これはあくまでオマケ的なもので。

本放送のCMやYouTubeを観た娘が、

ちゃんとしたラブパトシャッフル欲しいよ!

って。

 

あ、気がついちゃったな。

 

こーなると止まらなくなるのが子供。

あー、そーなるよねー。

 

◆子供はすぐに飽きて忘れるというが…

しかし子供ってすぐに飽きてしまう。

というよりは、次から次へと新しいことに興味が移っていくので、古いことはすっかり忘れていく。家で遊んでいてちらかるのは、次から次へといろんなモノで遊んでいくからだ。

 

この手の玩具もすぐに忘れていくだろと思ったけどそうはいかない。

 

なんといっても玩具メーカーの闇はここからだ。我々が生活している生活圏内に定期的にメディア宣伝をしかけている…毎週土日の朝に放映する番組を軸に、小学館講談社とかの雑誌など、子供が忘れかけても生活している中で目にすることでまた思い出させるワケだ。

 

◆玩具は進化してる

玩具メーカーは玩具を買ってもらいたい。

だから番組内で登場人物が使用するモノを玩具化して販売する。

この番組内で出てくるモノが…これがまたよく考えられてるのなんの。

 

◆カードを刺して変身!モードチェンジ!

主人公達が物語内でこんなこと言って変身していく。大人からすればカードなんて要らんだろ、サッサと変身しろや〜みたいなところだが、ここがまた闇だ。カードは玩具メーカーのオハコ。たくさんカード種類があることで収集意欲をかき立て、お金を使ってもらおうということだ。

日本人の収集癖というのは一種の特殊文化で、遡って調べてみるととても奥が深い。

切手コレクションなんてとても分かりやすい事例だ。

 

◆まさかカードゲームあるのか?

カードゲームの闇はカードの出現率だ。

レアカード、つまりなかなか出ない特殊なカードを求めて消費行動へと発展してしまう。

 

封入率…懐かしい言葉だ。

 

◆収集意欲

仮面ライダーガンバライド?の仮面ライダーベルトに使用するメダルを求めて、世の中の親御さん達が朝イチ開店のスーパーのオモチャコーナーへダッシュする姿がわかりやすい。

そう、ハマると人間ここまでやるのよ!子供のためならね!まぁ一部は大人がハマってる場合もあるけど。

これに世の中の転売ヤーが加わると、品薄が助長されて更に収集欲求が高まる…という悪循環に陥り泥沼になっていく。

 

人間って欲しくなると、いろんな手立てを考えてはなんとか手に入れたくなるモノで。

玩具メーカーからすれば、品薄感を出す為にうまーく生産数を調整して市場に流したほうがモノがよく売れる。ただ、これを、やりすぎると消費者から叩かれるから…微妙なさじ加減はノウハウなんだろうねぇ。

 

ただ、玩具メーカーが悪いと言うわけではない。

この世の中の消費行動が揃って同様なのだから仕方がない。

消費者は言われるがままに消費するのではなく、自分の意思で楽しく、有意義に消費することが大事だと思う。変な誘惑には負けてはいかん。

北斗晶じゃないけど、買い物は戦争だ。

 

◆見失う

何が困るって、遊んでいるのか、集めたいのか、ことの本質が何に向かっているのか分からなくなることだ。

友達となんとかゴッコをしたくて、オモチャを買っては主人公になりきりたくて、と、楽しい遊びのはずが、いつの間にか収集癖、はたまた買い物依存に発展しかねない闇がすぐ近くにあるのがとても怖い。

 

◆これも経験

とはいえ、この世の中で生活している限りこの手の類からは逃れられないし、友達とも流行り話をしていくなら、一緒に経験していくのが大切だ。欲しいなら買ってみてやってみて、しかし同時に我慢することもしっかり覚える。

我慢することを覚える良い機会。

親としてはしっかり教える必要がある。

 

まぁこの手の話は、山奥に住んで世捨て人のような生活をしない限り、玩具の闇からは逃れられない。玩具メーカーが潰れたら話は別だが…まー当分そんなことはないか。

 

◆最近いろいろ我慢しているからね。

f:id:game-allergy:20210317095048j:image

新型コロナウィルスで子供達の生活も一変した。普段とは違うことを強いられてストレスが溜まっているのは大人だけではないし。

まぁそんなことも後押しして買いました、我が家は。うーん、甘いのかなぁ?

 

◆大人に視点として

大人になって子供の頃のことを思い出すと、やはりその時の流行りを友達と、楽しく遊んだ記憶が懐かしい。また、そのなつかし話を大人になってからすることが多々ある。

あー、あったあった!なつかし〜!

この手の共感は人の輪に入る手段でもある。

 

◆共感は同じ体験

その昔テレビ探偵団という番組で、これなつかしいですよね?と聞かれた西田ひかるが微妙な表情をしていたのを思い出す。アメリカ育ちの西田ひかるに、日本の昔話をしてもそりゃしっくり来ないよね。

自分が上海に1年間出張して帰国した時、その1年間の日本の流行り話にはついていけず、少しだけ疎外感があった。

 

要は、

まぁ出来る限り、周りのお友達とある程度は同じ体験をしておいたほうがいいよねってことだね。大人になって話が合わないというのは意外とつらいし。

 

◆玩具のデザイン

可愛らしさ、見た目は良いとして。あのシャッフルするスライド機構はどーなんだぁ?

スライド機構が指を挟む可能性かある…という時点で機構デザインを間違えてるような。

スライド部分が手が触れないようなデザインにできたんじゃないの?と。

ガシャガシャ〜とシャッフルするならば尚更だよね。

 

◆洗練された機能

とはいえすごいよね、この玩具。

娘が遊んであるのを見ていたら、

ん?

これ音声出力が1つじゃない?

 

よくよく聴いてると、音楽が流れているところに、ガシャガシャやると、アクション音?が重なる。要は音声出力が2つあるってこと。

しかもリボンボタンを押すと音声切り替えしてるから割り込みしてるっぽい。

すげ〜なコレ、意外と高機能だな。

 

音質もそれほど潰れてる感じもないし。

容量のほとんどは音声データのはずだけど、今時は容量もそれなりに確保できているんだろね。昔の業務用基板ファイナルファイトなんて8メガだっけ?いまやメガなんて死語か。

 

◆プラスチック問題

玩具に限った話じゃないけど、玩具の大半はプラスチックだ。今後は玩具メーカーはどうしていくのだろうね?

玩具メーカーは子供の教育も掲げているのだから、作って売ってあとは知らない…ってのはまずいよなぁ。

買った玩具は回収してくれるのかな?

 

ちなみに、マクドナルドのハッピーセットのオモチャは3/19から回収BOXなるものができて回収ができるようになるみたい。

さすがは世界規模のマクドナルド。

 

玩具メーカーもそうなって欲しい。